亀山こども歴史館トップページ むかしからつたわる祭(まつ)りや行事(ぎょうじ)かさぼこ

[むかしからつたわる祭(まつ)りや行事(ぎょうじ)]市内(しない)には、どんな祭(まつ)りや行事(ぎょうじ)がつたわり、そこには、どんなねがいがこめられてきたのでしょうか。

かさぼこ

「かさぼこ」は、毎年(まいとし)10月(がつ)14日(にち)に近(ちか)い日曜日(にちようび)に野村(のむら)の忍山神社(おしやまじんじゃ)の例祭(れいさい)にあわせておこなわれています。高(たか)さ4.5メートルほどの竹(たけ)をわって、かさのようにつくり、4色(しょく)の色紙(いろがみ)(一番上(いちばんうえ)のごへいは5色(しょく))をはった「かさぼこ」は、忍山神社(おしやまじんじゃ)をしんこうする人(ひと)たちが住(す)む野村(のむら)・和賀(わが)の町(まち)の中(なか)をとおります。「かさぼこ」がとおると、町(まち)の人(ひと)たちがあつまってきて、「かさぼこ」の色紙(いろがみ)をやぶりとります。やぶりとった色紙(いろがみ)には、ごりやくがあるとされ、家(いえ)の神棚(かみだな)にあげたり、サイフに入(い)れたりしています。市(し)の指定文化財(していぶんかざい)になっています。

 

かさぼこのゆらい

「かさぼこ」は、能牟良神社(のむらじんじゃ)(今(いま)の野村(のむら)コミュニティセンター近(ちか)く)の行事(ぎょうじ)でしたが、1908年(ねん)(明治(めいじ)41年(ねん))に忍山神社(おしやまじんじゃ)に能牟良神社(のむらじんじゃ)の神様(かみさま)がうつされて、「かさぼこ」も忍山神社(おしやまじんじゃ)の行事(ぎょうじ)になりました。



 かさぼこのようす

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