![](sozai/theme03_l.jpg) 3−@ 淡水魚をとって食べる
淡水魚とは、川や池などにすむ魚のことです。川や池などにすむ魚は自分でとって食べることがよくありました。市内では、うなぎ・どじょう・あゆ・ふな・はよ(カワムツ・ヌマムツ)・しらはよ(オイカワ)・もろこ(タモロコ)などの魚をとって食べることが多かったようです。これらの魚のとり方にはいろいろあり、また、魚の種類によってもちがいます。たとえば、うなぎは、短くて細い竹に針がついた糸をつけてしかける「流し針」という方法、「もんどり」などと呼ばれる道具を使う方法、ため池の水をぬいて池の底のどろをカギでかきまわしてひっかける「うなぎかき」という方法などがありました。
食べ方も魚の種類などでちがうこともありましたが、焼いたり、煮たりして食べることが多かったようです。
「うなぎかき」を使うようす(三寺町の男性による再現) |
「うなぎかき」でうなぎを獲るコツは、うなぎがかかった手ごたえがあった時、片手を泥の中に入れてうなぎが外れないように押さえながら、引き上げることだそうです。
![](sozai/t3-01.jpg) うなぎかき 亀山市歴史博物館所蔵 三谷鍛冶屋資料
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