地域学習支援事業の取り組み
(1)地域学習支援プログラムの策定 ― 学校・博物館連携による教育力の向上 ―
内容
日本史・東アジア史と亀山の歴史の接点の整理地域学習・歴史学習を進める上での資料提供及び地域素材の教材化の支援出前授業・来館学習のあり方の追及教職員研修の実施
(2)スクールミュージアムの実施 ― 豊かな学びを支える教育環境の整備 ―
内容
学校が保管する歴史的資料の調査テーマ別(例 昔のくらし)のユニット作成各学校における移動博物館の開催児童・生徒自らが展示を企画するプロジェクトの実施サポートスタッフの育成
(3)学習支援サイトの設置― 児童・生徒一人ひとりが地域の歴史に興味を持ち自ら調べまとめる育成 ―
内容
学習指導内容に沿ったWeb資料集作成
例)博物館のしごとの紹介昔の道具・戦争中のくらし・よりよい地域を作った人々日本史・アジア史と亀山との接点
(4)先進地視察 (平成24年度~平成26年度)
(5)教職員に対する講習会 (平成26年度予定)
地域学習支援事業推進体制
構成員
歴史博物館 | 館長・学芸員3名・地域学習支援推進員2名Web資料集デジタル作業員3名 |
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学校 | 小学校教諭2名・中学校教諭1名 |
教育委員会 | 教育研究室 |
平成26年度地域学習支援事業推進会議の取り組み
第1回地域学習支援事業推進会議を開催しました
5月8日、当館において第1回地域学習支援事業推進会議を開催しました。(出席者:歴史博物館 館長、学芸員、地域学習支援推進員、デジタル作業員、教育研究室室長、地域学習支援事業協力員、教育研究室特別研修員)地域学習支援事業協力員として、昨年度までの先生方に代わって、今年度、新しく3名の先生方をお迎えし、新しい視点からご意見をいただけることになりました。まずは、昨年度から準備を進めてきました「歴博貸出ユニット」ができあがりましたので、それを実際に見て触って体験していただきました。学校現場でどう利用できるか考えていただく機会になったと思います。また、作成中の学習支援サイト「亀山こども歴史館」は、できあがっている第2層までをパソコンで操作しながら見ていただき、ご意見をいただきました。本年度中にできあがるよう準備をすすめています。もう一つ本年度中に配布します指導計画歴史博物館支援例の内容についてもご意見をいただきました。
議事
(1)スクールミュージアムの実施・歴博貸出ユニットについて・スクールミュージアムについて
(2)学習支援サイト「亀山こども歴史館」の設置
(3)地域学習支援プログラムの策定・指導計画歴史博物館支援例の作成について・教職員研修会について
(4)歴史博物館を活用した実践・歴博貸出ユニットを使った授業実践
講義室いっぱいにユニットを並べました | 先生方にユニットの説明をしています |
浮世絵の複製、「色がきれいですね」 | 「亀山こども歴史館」実際にPCを操作 |
第2回地域学習支援事業推進会議を開催しました
3月13日、当館において「地域学習支援事業のまとめと博学連携のこれから」というテーマで第2回地域学習支援事業推進会議を開催しました。(出席者:歴史博物館 館長、学芸員、地域学習支援推進員、デジタル作業員、教育研究室室長、地域学習支援事業協力員、教育研究室特別研修員)平成24年度から平成26年度まで取り組んできました「屋根のない博物館の創出」事業が終了します。博物館と学校との連携について、これまで地域学習支援事業協力員の先生方にはいろいろなご意見をいただいた他、率先して活用していただきました。今回の会議では、地域学習支援事業のまとめとともに博学連携のこれからについてご意見をいただきました。特に、「歴博貸出ユニット」を利用しての感想と来年度に向けての改善点を聞かせていただきました。また、完成間近の学習支援サイト「亀山こども歴史館」や教職員向けの博物館利用プログラム「歴博ノススメ」を見ていただき、来年度からの活用をお願いしました。
議事
(1)スクールミュージアムの実施・歴博貸出ユニットについて・学校展示
(2)学習支援サイト「亀山こども歴史館」の設置
(3)地域学習支援プログラムの策定・「歴博ノススメ」・教職員研修会