土蔵(どぞう)
城(しろ)には、戦(たたか)いにそなえて、食(た)べ物(もの)や武器(ぶき)をたくわえておく必要(ひつよう)がありました。これらを納(おさ)めておく壁(かべ)が厚(あつ)く火事(かじ)や地震(じしん)に強(つよ)いじょうぶな建物(たてもの)を土蔵(どぞう)といいます。
御城米蔵(ごじょうまいぐら)
亀山城(かめやまじょう)には、戦(たたか)いが起(お)こった時(とき)などに備(そな)えて、幕府(ばくふ)からたくさんの米(こめ)を預(あず)かっていました。これを御城米(ごじょうまい)と呼(よ)びます。御城米(ごじょうまい)をしまっておく米蔵(こめぐら)は、西出丸(にしでまる)(現在(げんざい)の亀山公園(かめやまこうえん)テニスコートと駐車場(ちゅうしゃじょう))に建(た)てられていました。
鉄砲蔵(てっぽうぐら)のどろぼう
1837年(ねん)(天保(てんぽう)8年(ねん))4月(がつ)に鉄砲蔵(てっぽうぐら)にどろぼうが入(はい)って管理(かんり)していた武士(ぶし)が罰(ばつ)をうけたという記録(きろく)があります。鉄砲蔵(てっぽうぐら)は本丸(ほんまる)にあったようなので、城(しろ)の一番(いちばん)中心(ちゅうしん)にある蔵(くら)にどろぼうが入ったということになります。