律令国家(りつりょうこっか)の成立(せいりつ)と亀山(かめやま)
飛鳥(あすか)・奈良時代(ならじだい)の亀山市域(かめやましいき)は、壬申(じんしん)の乱(らん)や聖武天皇(しょうむてんのう)の巡幸(じゅんこう)などのできごとによって、日本(にほん)の歴史(れきし)と大(おお)きなかかわりをもちます。この時代(じだい)には、鈴鹿関(すずかのせき)や伊勢国府(いせこくふ)がこの地域(ちいき)におかれ、律令国家(りつりょうこっか)が完成(かんせい)してゆく中(なか)で、西日本(にしにほん)と東日本(ひがしにほん)の接点(せってん)としてこの地域(ちいき)が重要視(じゅうようし)されていたことがわかります。