徴兵令(ちょうへいれい)
身分制度(みぶんせいど)の廃止(はいし)によって、1873年(ねん)(明治(めいじ)6年(ねん))、徴兵令(ちょうへいれい)が出(だ)され、兵役(へいえき)が国民(こくみん)の義務(ぎむ)となりました。これにより、県内市町村(けんないしちょうそん)でも、同年(どうねん)11月頃(がつごろ)に、最初(さいしょ)の「徴兵連名簿(ちょうへいれんめいぼ)」が作成(さくせい)されました。ただし、初(はじ)めの頃(ころ)の徴兵令(ちょうへいれい)では、長男(ちょうなん)や免除金(めんじょきん)を払(はら)った人(ひと)は兵役(へいえき)を免除(めんじょ)されました。また、徴兵(ちょうへい)は1家(か)に1名(めい)と決(き)められ、跡継(あとつ)ぎがいなくなって家(いえ)がつぶれないように配慮(はいりょ)されていました。