煙草製造業(たばこせいぞうぎょう)
1897年(ねん)(明治(めいじ)30年(ねん))、辺法寺(へんぼうじ)に煙草(たばこ)の製造(せいぞう)と販売(はんばい)をする会社(かいしゃ)ができました。この会社(かいしゃ)を伊勢煙草株式会社(いせたばこかぶしきがいしゃ)といいます。この会社(かいしゃ)は前年(ぜんねん)の1896年(ねん)(明治(めいじ)29年(ねん))7月(がつ)から、会社(かいしゃ)をつくるための準備(じゅんび)を始(はじ)め、社長(しゃちょう)には、平尾(ひらお)の小林国松氏(こばやしくにまつし)が選(えら)ばれました。そして、1897年(ねん)(明治(めいじ)30年(ねん))2月(がつ)に西町(にしまち)の工場(こうじょう)で紙巻煙草(かみまきたばこ)や葉巻煙草(はまきたばこ)・刻煙草(きざみたばこ)(キセル用(よう)の煙草(たばこ))の製造(せいぞう)が始(はじ)まりました。しかし、1905年(ねん)(明治(めいじ)38年(ねん))11月(がつ)に業績不振(ぎょうせきふしん)により破産(はさん)しました。