散髪(さんぱつ)
江戸時代(えどじだい)、男子(だんし)は「ちょんまげ」という髪型(かみがた)をしていましたが、1871年(ねん)(明治(めいじ)4年(ねん))8月(がつ)9日(にち)に「散髪脱刀令(さんぱつだっとうれい)」が出(だ)され、男子(だんし)の散髪(さんぱつ)や脱刀(だっとう)は自由(じゆう)とされました。しかし、1872年(ねん)(明治(めいじ)5年(ねん))3月(がつ)に、天皇(てんのう)が散髪(さんぱつ)にすると、人々(ひとびと)の間(あいだ)に洋風(ようふう)の髪型(かみがた)や「ざんぎり頭(あたま)」が急速(きゅうそく)に流行(はや)り、散髪(さんぱつ)は、文明開化(ぶんめいかいか)の象徴(しょうちょう)といわれました。