安政(あんせい)の地震(じしん)での村(むら)の被害(ひがい)のようす
伊賀上野地震(いがうえのじしん)による領内(りょうない)の村々(むらむら)の被害(ひがい)は、百姓家(ひゃくしょうや)が271軒(けん)全壊(ぜんかい)し、939軒(けん)が半壊(はんかい)の他(ほか)、多(おお)くの田畑(たはた)が荒(あ)れ、あちこちで山崩(やまくず)れがおき、大(おお)きな被害(ひがい)となりました。東海地震(とうかいじしん)の被害状況(ひがいじょうきょう)については、詳細(しょうさい)はわかりませんが、「ことごとく大破(たいは)」と当時(とうじ)の記録(きろく)に残(のこ)っています。