物(もの)の値段(ねだん)の下落(げらく)
アメリカから始(はじ)まった世界恐慌(せかいきょうこう)の影響(えいきょう)で日本(にほん)でも昭和恐慌(しょうわきょうこう)が起(お)こりました。国内(こくない)では繭(まゆ)をはじめとする農産物(のうさんぶつ)や建築資材(けんちくしざい)をはじめ様々(さまざま)な物(もの)の値段(ねだん)が下落(げらく)しました。世界恐慌(せかいきょうこう)の影響(えいきょう)で輸出先(ゆしゅつさき)がアメリカであった生糸(きいと)の輸出量(ゆしゅつりょう)は激変(げきへん)し、生糸(きいと)の値段(ねだん)も下落(げらく)しました。この影響(えいきょう)で、関町(せきちょう)では1931年(ねん)(昭和(しょうわ)6年(ねん))石川組中村製糸所(いしかわぐみなかむらせいしじょ)が休業(きゅうぎょう)に追(お)い込(こ)まれました。