うまれる
昭和(しょうわ)30年(ねん)ごろには、こどもを家(いえ)でをうむ人(ひと)と病院(びょういん)でうむ人(ひと)がいました。それからだんだんと家(いえ)でうむ人(ひと)は少(すく)なくなっていきました。家(いえ)でうむばあいには、「さんば」とよばれるしごとの人(ひと)をたのみ、うまれる前(まえ)、うむ時(とき)、うんだ後(あと)にわたってせわをしてもらいました。また、昭和(しょうわ)20年(ねん)ごろまでは、こどもをたくさんうむことが多(おお)く、5,6人(にん)のこどもをうむ人(ひと)もめずらくありませんでした。こどもがうまれると、近所(きんじょ)やしんせきに「はらわたもち」とよばれるもちをくばって、しらせました。
はらわたもち