おけや
おけやは、木(き)の板(いた)を組(く)み合(あ)わせて作(つく)られた入(い)れ物(もの)の「おけ」をつくるしょくにんで、使(つか)い道(みち)がちがういろいろなおけをつくっていました。市内(しない)には、多(おお)くのおけやがありましたが、今(いま)では関町中町(せきちょうなかまち)の「桶重(おけじゅう)」1けんだけになっています。
おけのつくりかたは、①木(き)をわって、刃(は)ものでけずり、「がわ」とよばれる材料(ざいりょう)をつくる、②竹(たけ)をなたでわって、うすくはいで、「たが」とよばれる細長(ほそなが)い材料(ざいりょう)をつくる、③「がわ」をならべてかりの「たが」を入(い)れて組(く)み立(た)てる、④おけのそこの板(いた)を入(い)れて完成(かんせい)となります。
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おけに「たが」を入(い)れる
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いろいろなおけ