かごや
かごやは、竹(たけ)でつくられた入(い)れ物(もの)をつくるしょくにんで、おもに農業(のうぎょう)や家(いえ)の中(なか)でつかうかごをつくっていました。
市内(しない)には、多(おお)くのかごやがありましたが、だんだんとプラスチックの商品(しょうひん)が広(ひろ)まってきて、1965年(ねん)(昭和(しょうわ)40年(ねん))ころには、かごをつかう人(ひと)がほとんどいなくなり、かごやもなくなりました。
今(いま)では、かごをつくることができる人(ひと)も数(かず)少(すく)なくなっています。
かごのつくりかたは、①竹(たけ)をきってくる、②竹(たけ)をなたでわって、うすくはいで、「きじ」とよばれる細長(ほそなが)い材料(ざいりょう)をつくる、③「きじ」をつかってかごをあんでいく、④かごのふちや、よわいぶぶんにあつみのある竹(たけ)をつけて完成(かんせい)となります。その使(つか)い道(みち)によって、さまざまなかたちのかごがあり、つくり方(かた)もちがっていました。
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竹(たけ)をうすくはいだ「きじ」を編(あ)んでかごをつくります
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かごのふちにあつみのある竹(たけ)をつけます
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できあがった「てかご」や「さかなかご」