加太(かぶと)の太鼓(たいこ)踊(おど)り
加太(かぶと)地区(ちく)のかんこ踊(おど)りは、板屋(いたや)・中在家(なかざいけ)・北在家(きたざいけ)・向井(むかい)・市場(いちば)の5地区(ちく)に伝(つた)えられています。かつては県内(けんない)の各所(かくしょ)で行(おこな)われていましたが次第(しだい)に衰微(すいび)し、ひとつの区域(くいき)でこれだけまとまって伝承(でんしょう)されているのは珍(めずら)しくなっています。また、北在家(きたざいけ)地区(ちく)のように獅子頭(ししがしら)をつけて舞(ま)う例(れい)は古(ふる)い形(かたち)を残(のこ)していると考(かんが)えられます。