関(せき)の山車(やま)
関宿(せきじゅく)の祇園(ぎおん)祭(まつ)りとして江戸時代(えどじだい)から行(おこな)われていた祭(まつり)。かつては16基(き)もの山車(やま)が巡行(じゅんこう)しましたが現在(げんざい)は4基(き)のみが残(のこ)っています。「限度(げんど)いっぱい」という意味(いみ)で使(つか)われる「関(せき)の山(やま)」は関(せき)の祭(まつ)りが語源(ごげん)といわれ、江戸(えど)の流行(りゅうこう)作家(さっか)式亭三馬(しきていさんば)の代表作(だいひょうさく)『浮世風呂(うきよぶろ)』にも使(つか)われています。「関(せき)の山(やま)」の何(なに)が限度(げんど)いっぱいかは諸説(しょせつ)があります。