盃(サカズキ)/木箱入り
- 資料番号
- 3-1-00-551-001
- 資料名
- 盃(サカズキ)/木箱入り
- 資料群名
- 下之庄 宮村家
- 保管場所
- 一般収蔵庫
- 備考
- 木箱入り。箱蓋裏に「平安(?)宝山造(印)」の墨書。4点の盃が木箱の中に入っている。それぞれ形、模様が違う。白地に「伊勢下庄/(○の中に政)/鈴鹿」の青字のが1点(金縁)、縁金に松竹梅の絵のものが1点、残り2点は布に一緒に包んであった。2点は春画の絵の盃で1点は表面に春画の絵が描かれており、中に梅の絵が描かれている。もう1点は赤地に金で模様が描いてあり、中は透かすと春画が見える仕組みに細工がしてある。備考に「春画の絵の盃は結婚式の宴で新郎新婦やシンキャクにまわすもので、特に仲人が新郎新婦に春画を見せて説明した。ただし、この盃はそのように用いたことがない(仲人をしたことがないため)」との覚え書きあり。