地域の歴史文化素材の教材化について
地域素材を教材化するのは、
☆子どもにとって身近で具体的な事物・事象が対象であるため、生活の中から出てきた経験を尊重しながら学習することができ、学習に対する興味・関心・意欲を高めることができる。
☆課題に対して実感を持って観察や調査ができ、問題解決に向けて主体的な学習活動が期待できる。
☆地域を取り上げた学習を通して身につけた学習方法や事物・事象についての見方や考え方は、他の学習を進めるときの手がかりにすることができる。
☆地域と自分のつながりがより明確になり、地域社会の一員として自覚を促すことができる。
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こんないいことがあります。
教材化する地域の素材を選ぶための視点は
- 児童生徒の生活とのかかわりが深く、興味・関心を呼び起こすことができるもの
- 児童生徒が、地域での体験活動にひたり、発見することができるもの
- 人々の願い・苦労が浮き彫りにされ、人々の生活の向上を目指した動きが捉えられるもの
- 児童生徒の力で追究でき、追究することによって問題が発展し、広がりや深まりが期待できるもの
地域素材を教材化するとは
- 指導のねらいに応じて、単純化・再構成する
- 単元構想を練る
- 教材・事例を蓄積し活用する体制を図る
教材化する時、歴史博物館は
- 史実を裏付ける館蔵資料を紹介する。
- 史実を裏付ける館蔵以外の資料を紹介する。
- 関連するその他の館蔵資料を紹介する。
- 資料に関して解説する。
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