亀山西小学校４年生出前授業！

国語科「一つの花〜そのとき亀山は？〜」

　令和４年７月１日（金）、亀山市立亀山西小学校４年生の出前授業に行きました。
　４年生は、国語科で戦争教材の「一つの花」を学習しています。この教材には、主人公のゆみ子が体験した戦争中の生活と、父親が出征する日の様子を中心に描かれています。教科書の記述に沿いながら、その頃の亀山の様子はどうだったのかを、亀山に残っている戦時中の記録や実物資料を使って学芸員が話をしました。児童たちは学習している文中の用語や当時の世相を確認したり、さし絵と実物資料を見比べたりしながら話を聞いてくれました。
　

大きな幟旗の準備中です	最初に、描かれている時代を確認
てきの飛行機や防空頭巾を解説	教科書のさし絵で当時の服装を学習
既習のノートに追記していました	着物の上に穿くモンペの構造は…
日章旗の寄せ書きを読んでいます	「千人力」の力の数をカウント
配給切符を先生と一緒に読み込み	授業後に児童と深〜く会話

＜提示資料＞
防空頭巾、国民服、帽子、徴用赤たすき、着物、もんぺ、
日の丸寄せ書き、千人針、千人力
出征幟旗、衣料切符、鈴鹿高等女学校指定学生鞄
かっぽう着（複製）

＜音声資料＞
敵は幾万、愛馬進軍歌

＜歴博貸出ユニット＞
Ａ−２−２「一つの花」