亀山市立井田川小学校3年生出前授業!
社会科「昔の道具と人びとのくらし」
平成29年1月27日(金)に、亀山市立井田川小学校3年生に出前授業に行きました。
歴史博物館所蔵の道具のほか、井田川小学校に残されている道具もお借りし、衣・食・住の3つのコーナーを作りました。子どもたちは、昔の道具を間近に見たり触れたりしながら、道具の使い方や今の道具との違いについて学芸員の説明を聞きました。
どうしてへこんでいるのかな? | 井戸の水をくみ上げるポンプ |
1000年以上前から同じ形とはびっくり | 台から出てきた「ロボットみたい」 |
何に使ったのかな?「もちつき?」 | ちゃぶ台の特徴は足がたためること |
どちらから吹くといいのか実験 | 温かさを保つため、飯ふごに入れます |
他の |
チャンネルを回すと数字が出るよ |
みんなの視線が集中「あっ、回った」 | 受話器を持って電話をかけるよ |
持ってみると「思ったより重い」 | 質問「今でも使われている道具は?」 |
話を聞きながらメモを取る子どもたち | 絵やわかったことを書き込んだメモ |
☆児童の感想から☆
・氷冷蔵庫は上と下に入れるところがあって、氷を上に入れるのは知っていたけど、溶けた氷の水はパイプに流れるのだとわかりすごいと思いました。
・ポンプは、井戸から水をくみ上げるので、寒い日も暑い日も一年中温度が変わらないけど、今は寒い日はあったかいお湯、暑い日は冷たい水が出るように温度が変わるから便利になったと思いました。
・洗濯板の上の方のくぼみには石鹸が入るのだと驚きました。今の洗濯板にはついていないと思います。
・足踏みミシンは縫うのが遅いと思っていたけど、速く踏むとスピードも速くなることを知りました。私が知らない道具の使い方もあったので楽しかったです。
・昔はとても考えていた時代だなと思いました。
・昔の道具を見せてもらったり、さわらせてもらったりして、思っていたより軽いものや重たいものがありました。
・今のアイロンは、ダイヤルみたいな物を回して温度を調節するけど、昔のアイロンは空気を入れて温度を調節するからすごいと思いました。
・昔の道具から今へと変わって、電気や自動の道具がふえてきたんだなあと思いました。
・昔の道具がたくさん目の前にあってすごいと思いました。さわることもできてよかったです。
・昔は電気がなかったので、いろいろな工夫をしていました。昔の人の工夫にとても驚きました。
<歴史博物館所蔵 実物資料>
たらい、火のし、炭火アイロン、火吹き竹、飯櫃 、飯ふご(よさ)、豆炭行火 、豆炭、ブラウン管白黒テレビ、蓄音機、レコード、ポータブルレコードプレーヤー
<井田川小学校所蔵 実物資料>
井戸のポンプ、洗濯板、升 (1合升、5合升、1升升 、1斗升 )、すり切り、羽釜 、消壺 、火鉢、湯たんぽ、電気行火、ラジオ、黒電話
<画像資料>
手押しポンプ、絞り機付き電気洗濯機、足踏みミシン、かまど、ちゃぶ台、氷冷蔵庫