亀山市立野登小学校1、2年生遠足
「ヤマトタケルと能褒野王塚古墳について知ろう」
平成26年11月6日(木)亀山市立野登小学校1、2年生の皆さんが遠足で“のぼのの森公園”を訪れました。その時に、亀山市歴史博物館とまちなみ文化財室とで、ヤマトタケルと能褒野王塚古墳について現地説明をしました。
子どもたちは長い距離を歩いてきた後でしたが、熱心に話を聞き、質問もたくさんしてくれました。
「古墳は大昔の人のお墓です。」 古墳の形について、パネルを使って説明しました。 「カギの穴みたいや。」 「魚みたい。」 「上から見たらこんな形なん?」 パネルの絵を見て、どんどん話す子どもたち。 「ここの古墳は、カギ穴みたいな形の前方後円墳です。」 |
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「ここの古墳の長さは90メートルです。野登小学校の運動場の端から、野登ルンビニ園へ行く道までぐらいの長さがあります。」 「徒競走で走った距離より長いんだよ。」 「えー、すごい。」 「ヤマトタケルのお墓だろうといわれています。今から1700年ぐらい前に作られました。」 |
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「これは埴輪です。古墳の周りに、この埴輪が並べられていました。」 「埴輪が作られていたのが、1700年ぐらい前と分かっているので、古墳も1700年ぐらい前に作られたということが分かります。」 |
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「埴輪は粘土で作られています。」 「池のそばにある水飲み場が、こんな形をしていたんだけど気づきましたか?」 <この埴輪は、鰭付朝顔形円筒埴輪と言います> |
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ヤマトタケルの話をしました。 ヤマトタケルがお父さんの命令で、九州や東北の平定に行ったこと、伊吹山で白いイノシシとなった神様と戦ったこと、疲れて“いざめの泉”で休み三重県にやってきたこと、そして“のぼの”で息絶え、その後白鳥となって飛んでいったことなど、図を見せながら話しました。 「えー、鳥になったん?」 「どこへ飛んでいったん?」 子どもたちは興味津々でした。 |
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質問タイム。 話をよく聞いてくれる子どもたちだったので、質問もいろいろ出てきました。 「なぜ古墳という名前がついたんですか?」 「ヤマトタケルのお父さんはいつ死んだのですか?」 「お墓は、なぜいろいろな形があるのですか?」 「お墓はなん個ありますか?」 「亀山には何個古墳がありますか?」 |
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グループごとに遥拝所の前で説明を聞きました | ありがとうございました |
今度は、亀山市歴史博物館にもぜひ来てくださいね。