古代国家(こだいこっか)のあゆみと亀山(かめやま)
飛鳥時代(あすかじだい)のわが国(くに)は、大陸(たいりく)の情勢変化(じょうせいへんか)と連動(れんどう)して、政治制度(せいじせいど)の変革(へんかく)を聖徳太子(しょうとくたいし)を中心(ちゅうしん)に進(すす)めます。それまで300基(き)もの古墳(こふん)をつくっていたこの地域(ちいき)にも大(おお)きな変化(へんか)がおとずれます。亀山市域(かめやましいき)は大(おお)きな争(あらそ)いや鈴鹿関(すずかのせき)、ヤマトタケルといったできごとやことがらがみられ、わが国(くに)が律令(りつりょう)を中心(ちゅうしん)にした国(くに)づくりを進(すす)めてゆく中(なか)で大(おお)きな役割(やくわり)を持(も)っていたことがうかがえます。