古代(こだい)の話(はなし)
日本(にほん)の古代(こだい)につくられた歴史(れきし)の本(ほん)に、この地域(ちいき)にまつわる人(ひと)たちの物語(ものがたり)がのせられています。
天武天皇(てんむてんのう)
「日本書紀(にほんしょき)」に壬申(じんしん)の乱(らん)の時(とき)に大海人皇子(おおあまのおうじ)(後(のち)の天武天皇(てんむてんのう))が加太(かぶと)から関(せき)を通(とお)っていったようすが記(しる)されています。
聖武天皇(しょうむてんのう)
「続日本紀(しょくにほんき)」に、740年(ねん)(天平(てんぴょう)12年(ねん))に聖武天皇(しょうむてんのう)がこの地域(ちいき)にあった赤坂頓宮(あかさかとんぐう)にとどまっていたことが記(しる)されています。
赤坂頓宮跡(あかさかとんぐうあと)
ヤマトタケル
「古事記(こじき)」「日本書紀(にほんしょき)」にヤマトタケルがノボノで亡(な)くなったことが記(しる)されています。ヤマトタケルの物語(ものがたり)は、「古事記(こじき)」と「日本書紀(にほんしょき)」で少(すこ)しちがっています。
ヤマトヒメ
ヤマトヒメが、伊勢神宮(いせじんぐう)をおまつりする場所(ばしょ)をさがして、「鈴鹿小山宮(すずかのおやまのみや)」に半年間(はんとしかん)とどまった物語(ものがたり)は、「倭姫命世記(やまとひめのみことせいき)」という本(ほん)に書(か)かれています。