三人相撲(さんにんずもう)
加太(かぶと)の川俣神社(かわまたじんじゃ)では、「三人相撲(さんにんずもう)」がおこなわれていました。これは、加太(かぶと)、甲賀(こうか)(滋賀県(しがけん))、伊賀(いが)(伊賀市(いがし))の国境(こっきょう)で、肥料(ひりょう)や燃料(ねんりょう)などとなる草刈(くさか)りの権利(けんり)を決(き)めるために、それぞれの代表(だいひょう)の三人(さんにん)で相撲(すもう)をとったと伝(つた)えられます。川俣神社(かわまたじんじゃ)のお祭(まつ)りでは、その後(ご)も相撲大会(すもうたいかい)がひらかれました。今(いま)も神社(じんじゃ)に土俵(どひょう)があるのはこのためです。