亀山こども歴史館トップページ 亀山のむかしばなし筆捨山(ふですてやま)

[亀山のむかしばなし]亀山(かめやま)で言(い)い伝(つた)えられてきた話(はなし)を集(あつ)めてみました。むかしの人々(ひとびと)はどんな話(はなし)をわたしたちにのこしてくれたのでしょうか。

筆捨山(ふですてやま)

そのむかし、有名(ゆうめい)な画家(がか)の狩野元信(かのうもとのぶ)が東海道(とうかいどう)を旅(たび)していました。その途中(とちゅう)に、沓掛(くつかけ)(関町沓掛(せきちょうくつかけ))の景色(けしき)のよい山(やま)を見(み)つけて絵(え)に描(か)こうと筆(ふで)をとりました。ところが、山(やま)の景色(けしき)がつぎつぎと変(か)わってしまうのでとうとう絵(え)を描(か)くことをあきらめ、筆(ふで)を投(な)げ捨(す)ててしまったことからこの名(な)がついたと伝(つた)えられます。江戸時代(えどじだい)から景色(けしき)のよい場所(ばしょ)として有名(ゆうめい)で、浮世絵(うきよえ)では坂下(さかした)といえばほとんどのものが筆捨山(ふですてやま)が描(か)かれています。

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