羽黒権現(はぐろごんげん)のはじまり
源義経(みなもとのよしつね)の家臣(かしん)に佐藤嗣信(さとうつぐのぶ)という武士(ぶし)がいました。源義経(みなもとのよしつね)にしたがって戦(たたか)いに向(む)かう途中(とちゅう)、関(せき)まできたときに病気(びょうき)になってしまいました。そこで、出羽国(でわのくに)(山形県(やまがたけん))の羽黒権現(はぐろごんげん)という神様(かみさま)を鷲山(わしやま)におまつりしたところ、たちまち病気(びょうき)が治(なお)って戦(たたか)いに間(ま)に合(あ)ったと伝(つた)えられます。それから、羽黒権現(はぐろごんげん)をおまつりした山(やま)を羽黒山(はぐろやま)とよぶようになりました。
羽黒山(はぐろやま)
羽黒権現社(はぐろごんげんしゃ)