亀山こども歴史館トップページ 亀山のむかしばなし商人(しょうにん)と蜂(はち)

[亀山のむかしばなし]亀山(かめやま)で言(い)い伝(つた)えられてきた話(はなし)を集(あつ)めてみました。むかしの人々(ひとびと)はどんな話(はなし)をわたしたちにのこしてくれたのでしょうか。

商人(しょうにん)と蜂(はち)

(みやこ)の商人(しょうにん)が伊勢国(いせのくに)から荷物(にもつ)をいっぱい運(はこ)んで鈴鹿山(すずかやま)を越(こ)えていると、山賊(さんぞく)があらわれて商人(しょうにん)から荷物(にもつ)をうばいとりました。商人(しょうにん)はあわてるようすもなく、山(やま)の向(む)こうをながめていましたが、しばらくすると大(おお)きな蜂(はち)の大群(たいぐん)が飛(と)んできて、またたくまに山賊(さんぞく)に襲(おそ)いかかりました。この蜂(はち)は商人(しょうにん)がふだんから大切(たいせつ)に育(そだ)てている蜂(はち)で、商人(しょうにん)は山賊(さんぞく)に奪(うば)われた荷物(にもつ)を取(と)り戻(もど)したばかりか、これまで山賊(さんぞく)が奪(うば)ってきた宝物(ほうもつ)まで手(て)に入(い)れました。『今昔物語(こんじゃくものがたり)』に載(の)せられている鈴鹿山(すずかやま)の話(はなし)です。

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