平成13年5月11〜平成13年7月30日
第11回 テーマ展示

記念品の器

記念品について考えたとき、これには大きく
2つの性格が存在しています。
個人に対して贈られるもの、これを仮に
「個人記念品」と名付けます。
もうひとつは、ある時期のある地域を
背景に作成されたもので、複数を対象に
贈られた記念品です。
これを「時代記念品」名付けます。
これらに注目して記念品の器をみていきます。
亀山に関する「時代記念品」
亀山町生産物
大品評会猪口
昭和4年(1929)8月21日から25日まで、
亀山尋常高等小学校を会場に
亀山町生産物大品評会が開催されました。
これは、この品評会の銘入り猪口です。
「亀山町生産物
大品評会大手門」写真

亀山市歴史博物館蔵

石川家成公三百年祭盃
石川家成は、明治を迎えた亀山城主石川家の先祖です。
石川家の家臣団形成は、家成から始まることから
同家における実質の祖と位置づけられています。
系図によれば家成は、慶長14年(1609)に卒しているので
三百年祭は明治39年(1906)におこなわれたといえます。


日本史に関する「時代記念品」
益城騎兵第廿五満期記念盃


今井家に関する「個人記念品」
今井兼孝同よう
金婚式記念盃