8.博物館の収蔵品から1番
博物館には、市域から集められたものがたくさんあります。今まで紹介してきたものも、すばらしい1番ばかりですが、せっかくの機会ですので、博物館の収蔵品の中からも1番を探してみました。ここで紹介するのは、この「亀博自由研究のひろば」を担当した学芸員が選んだ、博物館のいち押しの資料です。みんなも気に入ってくれるといいんだけど。 |
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これは、博物館が収蔵している短刀の中で1番古いものです。刃の長さは24.3㎝です。
8-1:吉光(よしみつ)(短刀) 鎌倉時代 亀山神社寄託
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8-2:則包(のりかね) (太刀) 鎌倉時代 亀山神社寄託
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これは、刃の長さが69.8cmの太刀で、これも博物館が収蔵している太刀の中で1番古いものです。
刀は腰に差して使うのに対し、太刀は腰にぶら下げます。この太刀は、のちに刀として使うために少し改良した痕跡があります。
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銘に「勢亀城主石川家鍛工」とあることから、亀山城主の石川家が抱えていた職人がつくった刀だということがわかります。刃の長さは97㎝あり、博物館の収蔵品の中で1番長い刀です。
8-3:粟田口正吉(あわたぐちまさよし)(刀) 1793年(寛政5)8月 亀山市歴史博物館所蔵
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8-4:大型鳥類足跡化石(おおがたちょうるいあしあとかせき) 亀山市歴史博物館所蔵
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博物館の収蔵品の中で1番古いもののひとつ。鈴鹿川でみつかった300~350万年前の大きな鳥の足跡の化石です。鈴鹿川では、同時期の他の動物の足跡化石もみつかっていて、この鳥の足跡と同様に、博物館で収蔵しています。
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